WBCの台湾戦と井端

WBCの2次ラウンドは、かなり厳しい戦いになることは予測していたが、台湾戦からここまで厳しい戦いになるとは思わなかった。

1点を追う9回2アウトで井端に打席が回ってきた、というのが、日本代表に運が残っていたというべきだろう。そして、鳥谷のギャンブルとしか言いようのない盗塁成功も、失敗したら、山本浩二監督と鳥谷は、日本中の批判を一身に受けていただけに、成功して本当に安堵しているはずである。

この盗塁を振り返ると、9回2アウト1塁で盗塁するのは、野球のセオリーとしては、ありえない暴走だった。しかし、井端が長打より単打が期待できる打者であるだけに、確率から言えば、この戦略は誤りというわけでもない。
7割は成功できる盗塁でまずチャンスを広げておき、3割の確率でヒットが出ることに賭けたのは、3割の確率のヒットが2本連続出ることに賭けるよりも、最善の戦略であるのだ。

それにしても、井端の活躍は、完全に想定外だった。これまで五輪やWBCに縁がなかったにもかかわらず、37歳にして初めて選出されたのは、2010年の二塁手コンバートによって遊撃手としても二塁手としても超一流の守備をできる、というところである。
現在は、また遊撃手に戻ってはいるが、日本代表の正遊撃手としては、坂本がいるため、今大会は控えとして代打でしか出場がないものと思っていた。だが、二塁手候補がいずれも不調で、二塁手のレギュラーとして定着しつつある。
そして、ブラジル戦、キューバ戦、台湾戦といずれも活躍を見せており、どんな投手にも対応できる適応力の高さがある。

今更ながら、2010年の二塁手コンバートは、井端を野球選手として、一段上のランクに押し上げたということである。



WBC“侍ジャパン”(2013)
楽天ブックス
日本代表候補33選手紹介! 別冊宝島 宝島社発行年月:2013年02月 予約締切日:2013年02月


楽天市場 by WBC“侍ジャパン”(2013) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック