伝説のプレーヤー 移転(URL変更)

サイト『伝説のプレーヤー』がジオシティーズの規約に引っかかったらしく、見られなくなってしまいました。
ご訪問いただいた方には、申し訳ございませんでした。

現在、下記URLに移転させていただきましたので、よろしくお願いいたします。

伝説のプレーヤー 日本プロ野球
http://dogyamanet.web.fc2.com/

パリーグの注目は楽天

今年の注目は、世間では大型補強をしたソフトバンクがまず挙げられるのだが、私が注目したいのは楽天である。
楽天は、打撃陣が前年とほぼ変わらないものの、投手陣では大黒柱だった田中将大が抜けたことにより、どこまで先発投手陣が踏ん張れるかが課題となる。オープン戦では投打ともに好調だったものの、シーズンを通してみると、必ず波はあるもので、そこを乗り切れる柱となる投手が田中の穴埋めとして出てくるかどうかが見どころである。

2014年の楽天も、田中がいなかったとして、その成績を単純に抜けば、58勝59敗のチームであり、統計上はAクラスに入れるかどうかの瀬戸際の成績だったことになる。田中が作っていた上積みをいかに現状のメンバーでカバーできるかによって、昨年ほどではないにせよ、優勝を争うことができる成績を残すことが可能になる。
しかし、もし田中の抜けた穴を誰も埋めることができなければ、Aクラスさえも危ういという成績になってしまうため、今年こそ、残った選手の進化が問われる年となる。

ジョーブ博士

ジョーブ博士は、日米の野球界にとって革命とも言える功績を残した人である。
日本では、村田兆治にトミー・ジョン手術を行い、再起不能とさえ言われた村田をほとんど元の状態にまで甦らせたことで、脚光を浴びた。
桑田真澄も、手術後、再びエースとしての活躍を見せた。
肘については、故障をしても治る、というのを事実化したのである。

いまだ肩については、壊してしまえば治すのは困難というイメージがあるので、肩も元通りに治せるような技術の進歩を期待したい。

井端の穴

2014年のセリーグ最大の注目といえば、首脳陣が一新した中日である。
森コーチが戻ってきたことで、12球団一と言われた2011年以前の投手力かそれ以上の状態に立て直せるかどうかがまず注目しておきたい。

だが、それ以上に注目しておきたいのが、井端の抜けた遊撃手の穴である。
入れ替わりのような形で巨人から加入した小笠原は、一塁手かDH、代打の切り札での起用が濃厚で、そうなるとレギュラー遊撃手だった井端の穴を誰がカバーするかということになる。

候補としては高橋周平、エルナンデス、岩崎恭平、堂上直倫の4人が争うことになりそうだ。パンチ力では高橋、総合力ではエルナンデス、ミート力では岩崎、守備力では堂上と、それぞれ異なるタイプだけに面白い。このオープン戦での状態によって、この4人のうちの1人が開幕遊撃手の座を射止めることになるだろう。
それにしても、前首脳陣が岩崎達郎を楽天に放出してしまったのは痛い。チームが誤った方向に進んでしまった空白の2年間がなく、もし今の中日にいれば、正遊撃手の有力候補だったにちがいない。

IBAFプレミア12

2015年に開催予定となっているIBAFプレミア12。WBC開催年の中間年に行うため、2015年開催なのだという。
世界を代表する12か国(地域)の代表チームが世界一かけて戦う野球大会である。

もっと話題になってもいいはずなのに、まだ詳細も決定していない。そのため、メディアでもなかなかニュースとして取り上げられない。
草創期というのは、そういうものではあるが、第1回大会の開催国が日本なのだから、もっと侍ジャパンやメディアが大々的に宣伝活動をした方がいいと感じる。
オリンピックに野球を復活させたいのであれば、まずは国際大会を大々的に行って世界的な知名度を高めなければならない。野球のルールは、他のスポーツに比べて難しいと言われているが、覚えてしまえばその魅力にどんな人々でも、取りつかれるはずだから。

のどごし(生)CMのメイキングがいい

私にとっても、そうなのだが、プロ野球選手になれなかった人にとって、プロ野球選手は、憧れの存在である。そして、1軍で活躍するスター選手は、もはや雲の上の存在。
そんな選手と一緒に野球を楽しめるというのは、まさに夢が叶う瞬間でもある。
キリンののどごし(生)のCMは、プロ野球の醍醐味の一端を、感動的な形で見せてくれる。
CMでは雰囲気だけしか味わえないが、CMでは分からないメイキングの映像がその人の人生にまで踏み込んでいて、共感できてしまう。こういうCMをもっと作って、プロ野球の魅力を広く伝えてほしいと思う。

のどごし〈生〉野茂選手と対戦篇 メイキング


のどごし〈生〉夢のドリーム プロ野球篇 メイキング


野茂英雄の野球殿堂入り

2014年1月17日、野茂英雄が史上最年少で野球殿堂入りを果たした。
日本中のほどんどが大リーグ挑戦は無謀だと思っていた1995年に大リーグでエース級の活躍をして、日本人選手の実力を示したうえに、大規模ストで低迷しようとしていた大リーグを救った功労者である。
日本でもデビューから4年連続最多勝と最多奪三振という快挙を残し、他の追随を許さない速球とフォークボールを持っていた。

野茂がいなかったら、ここまで日本人選手が大リーグへ出て行って活躍する時代が訪れたかどうか。少なくとも、10年くらいはその時代が遅れていたのではないかと思う。
政治家小泉純一郎は、プロ野球選手の中で野茂英雄を最も高く評価していた。それは、自らが信じた道を貫き、実力で道を切り拓いていった姿が自身と重なるからだろう。
私が日米の野球と文化の相違について興味を持ち始めたのも、野茂がいたからこそである。
野茂は、まぎれもなく1990年代最高の日本人投手だった。






日本学生野球憲章は改正が不可欠

今年最初のブログ記事とサイト『伝説のプレーヤー』のコラムは、高校野球の対外試合禁止問題にしようと決めていました。

近年、いじめや体罰が社会問題として報道で大きく取り上げられ、ネット上をにぎわしていますが、その影響をまともにうけて高校野球の対外試合禁止処分もまた増加の傾向があります。
いじめ撲滅、体罰撲滅を願う世論の傾向を受けて、処分が厳しくなっているように感じます。

処分を厳しくすることについては、しっかりと調査・確認を行ってやってもらえるなら異論がないのですが、そうでない上に、そもそも対外試合禁止処分という連帯責任制が誤ったやり方であるがために、無実の生徒を悲劇に陥れてしまう弊害が後を絶ちません。

いじめや体罰は、どうやっても撲滅できることはないでしょう。必要悪というわけではありませんが、なくなるにはすべての人が聖人でなければなりませんから、なくなりません。

それならば、すべての人々が納得できるような処分に改善しなければならない。そのためには、形骸化した不服申立てでは対応不能であり、諸悪の根源となっている対外試合禁止処分を廃止する必要がある。かくして、私としては、日本学生野球憲章から対外試合禁止処分の排除と高校全体に対する処分の排除が不可欠との結論に至りました。



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楽天は、田中将大の大リーグ移籍を容認してほしい

 楽天の田中将大投手が大リーグに移籍できるのかどうか。今年のオフ最大の焦点は、ここにある。
 新ポスティングシステムの入札額上限20億円に抑えられてしまったことで、楽天にとっては、商業利益を優先させて田中をもう1年保持するか、田中の希望を最優先に考える人徳をとるか、という二択を迫られている。

 状況判断が極めて難しく、もう1年待ったからといって、入札額の上限が上がる保証はない。日本プロ野球界の交渉能力では、さらに悪化する可能性すらある。そのうえ、田中が故障して、田中自身の価値が下がってしまう可能性も考えて置かねばならない。
 また、田中の希望に沿わずに田中を残留させてしまえば、世論の反発を招いてしまうことも考えられる。
 田中を残留させれば、連覇の可能性は大きく上がるうえ、膨大な観客・グッズ収入も見込めるが、田中の希望と世論を後回しにして残すメリットをどう考えるかである。

 それらを天秤にかけていくと、楽天は、田中を残留させるより、大リーグへ移籍させてあげた方が得策だろう。目先の利益を最優先させて企業イメージを悪化させるよりも、選手や世論の希望に沿う選択をして、企業の好感度をアップさせた方が先々の利益となることが予測できるためである。

果たして、楽天は、どのような決断を下すのだろうか。






長谷川晶一さんの『夏を赦す』を読む

 高校野球の対外試合禁止処分の残酷さをこれまで何度も取り上げてきたこともあって、長谷川晶一さんの書いた『夏を赦す』は発売後すぐに購入して読みました。

 日本ハムのエースとして活躍し、「毎度!」のキャッチコピーで有名になった岩本勉投手ですが、あの底抜けに明るいキャラクターの裏には、高校3年生の時に後輩の不祥事によって、夏の大会出場辞退という悲劇を経験しています。

 そのときの3年生は、20人いて、長谷川さんは、その全員にインタビューを試みようとし、15人からインタビューをすることに成功しました。そして、さらに不祥事を起こしたKのその後にも興味を抱き……、という展開です。

 私としては、最後の夏の大会に出場できなかった選手たちがその後、どのような人生を歩んでいるのかに興味があったので、15人の生徒については、アウトコースに外れることなく、まっとうな道を歩んでいることに安堵感を覚えました。
 長谷川さんの行動力と取材力は、執念を感じるほど積極的なものでした。こういったスポーツノンフィクションは、これまでほとんどなかったので斬新でした。

 当時学生だった15人は、好きな仕事を見つけ、それに生きがいを見い出していましたが、それでも何人かは、その夏をずっと引きずっているという感じを受けました。また、保護者だった人には、岩本さんの両親だけしかインタビューがなかったので、あまり論じることはできませんが、やはり保護者の方々は、ずっと後悔や恨みを心に抱えながら生きているのではないか、という印象があります。

 いずれにせよ、高校全体を対外試合禁止、または出場辞退に追い込む連帯責任制を廃止しないことには、悲劇は今後も繰り返されます。この『夏を赦す』を第一歩として、噴出する諸問題に深く踏み込んだスポーツノンフィクションが生まれてくることを願いたいと思います。



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井端、片岡の巨人移籍報道

巨人がまた今年のオフも補強に余念がない。
報道によれば、長年、レギュラーが定着しない二塁手として、中日の井端、西武の片岡を獲得することが濃厚になったようである。

井端は、2009年までは中日では攻守に欠かせぬプレーヤーだった。鉄壁の守備と粘り強い打撃は、他球団にとって脅威でもあった。守備で井端のところに打球が飛べば、安心できたし、打席では難しい球をファールで粘りながら、甘い球をしっかり打ち返し、1塁にランナーがいれば右打ちで1、3塁を作るといったチャンスメイクに優れていた。
しかし、2010年に目の故障があってから4年間は、2012年以外、本来の力が出せていない状況である。2000本安打を目指すのであれば、巨人以外の球団を選択してほしかったが、何とか2000本安打を達成できるまで粘りを見せてほしい。

片岡も、2010年までは素晴らしい俊足での走塁によって、どの球団もうらやむほどの選手だった。特に2008年の日本シリーズで見せた3塁ゴロでの本塁生還は伝説に残るプレーである。安打も量産できるうえに、守備も俊敏で、盗塁も多い。2011年からは故障がちであったので、故障を完全に治れば、また以前のような動きができるのではないかという期待はできる。

遊撃手は坂本がいるだけに、両選手とも二塁手のレギュラーを争うことになるが、二塁手としては既に寺内、中井、藤村、脇谷といった、他球団ならレギュラー級の選手がレギュラーを争っており、6人で1ポジションを争うという激戦になる。
ここまで選手を余らせてしまう巨人の補強には、星野仙一監督と同様、苦言を呈したくなるが、一体誰がレギュラーを獲得するのか、かなり興味深い2014年になりそうである。





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楽天がついに日本一

 楽天が球団創設初の日本一を仙台の地で飾ることができた。美馬学、則本昂大、田中将大の3本柱をつぎ込んで勝利した展開は、あの伝説の10.8決戦を彷彿させるものだった。

 シリーズ開始前から、東北復興の象徴として、楽天が日本一になってほしいと願ってはいたが、実際に勝つのは巨人だろうと予想していた。
 田中将大で2勝し、他の誰かで1勝できたとしても、4勝を挙げることは困難なはずだったからだ。
 しかし、シーズン6勝だった美馬学という救世主のような存在が2試合に先発していずれも無失点に抑えるという好投で2勝を挙げてしまった。これもまた、2004年の日本シリーズで石井貴がシーズン1勝ながら日本シリーズで2勝を挙げて日本一になったことを思い起こさせてくれた。

 東日本大震災後、こんなに早く楽天が日本一になるとは想像もしていなかったし、球団創設時の弱さを知っているがゆえに、いまだに日本一になったことが信じがたいほどである。
 震災後の東北のために、酷使されることになった則本と田中の両投手には、来年以降に悪影響が出ないように、しっかりと体を休めてケアしてほしい。

バレンティンがシーズン56本塁打達成

時間の問題ではあったけど、今日、バレンティンが阪神の榎田投手からシーズン56号本塁打を放って、ついに日本記録を更新した。
王貞治が樹立してから49年ぶりの更新という快挙。しかも、同じ日に、57号も放って、イ・スンヨプ選手が韓国で記録したアジア記録も、更新してしまった、という離れ業。

バレンティンは、スイングの安定感が素晴らしいので、来年以降も日本球界に残るなら、さらなる更新も期待できそう。力以上に、バックスピンで高々と伸びを生む技術が進化し続けている。

でも、考えてみれば、2011年に飛ばないボールで48本塁打を放ったおかわり君こと中村剛也選手も、今年のボールなら、どれだけ放ったか見てみたかった。来年は、故障から復活しそうなので、日本人選手の記録更新も、来年に期待である。



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岩瀬投手の通算381セーブ達成

岩瀬投手が佐々木主浩投手が記録した通算381セーブに並びました。佐々木投手は、日米通算ですが、岩瀬投手は、日本のみの記録で単純に比較することは難しいのですが、大記録です。

それにしても、岩瀬投手は、今年も既に35セーブを記録。これで、久しぶりの40セーブの大台も見えてきました。
来年は、前人未到の400セーブに挑む年になりますね。




バレンティンには60本塁打以上を期待

 2013年8月27日、ヤクルトのバレンティンが111試合目にシーズン通算50号本塁打を放った。
 今年から飛ぶボールに戻ったとはいえ、111試合目に50本塁打というのは、驚異である。
これだけ試合数に余裕があるなら、56号本塁打が出るのは、時間の問題である。57本放ってアジア記録を樹立することもできるだろう。

 しかし、日本には、ランディ・バース、タフィ・ローズ、アレックス・カブレラの3人を四球攻撃により、56号本塁打を許さなかった過去がある。王貞治の55号本塁打は、日本人の聖域とまで呼ばれてきたのだ。
 時代が移り変わった今、そうした行為をする投手は、まず現れないと想定するが、クライマックスシリーズの3位争いが熾烈なだけに、バレンティンに本塁打を浴びないために、四球で勝負を避ける事態が起きる可能性がある。
 クライマックスシリーズに進出したいがために、バレンティンとの勝負を避けるという策は、広島や中日、DeNAにはとらないでほしいものである。
 バレンティンには、過剰な内角攻めによる死球での故障にも注意してもらいたい。
 また、NPBが急に飛ばない球に変えないよう、注意の目は光らせておきたいところである。

 今年、バレンティンには、ぜひ一気に60本塁打以上を放って、日本記録を大幅に更新してもらいたい。そうすることによって、日本野球も進化していく。
 記録が更新され、その記録を更新しようという選手たちの鍛錬によって、野球は進化していくからだ。
 バリー・ボンズが記録した大リーグのシーズン73本塁打は、日本の試合数に換算すれば、64本塁打となる。
 日本がいつまでも55本塁打にとどまっていると、いつまでたっても大リーグで本塁打王を争えるような日本人が育たないのだ。

卓越した個性を叩く日本野球

花巻東高校の千葉翔太選手の打法が話題になっていたので、いろいろ映像を見てみた。
確かにあの打法は、投手に大きなダメージとなる。
とはいえ、高野連が高校野球特別規則17項を盾にとって、準決勝からその打法を禁止したのである。

千葉選手の場合、明らかなフォアボール狙いのカットというのが露骨だったため、目についてしまったが、自分の好きな球が来るまで意図的にファールを放つ技術は、プロでは多くの一流選手が行っている。
一つ間違えば空振りやファールフライで打ち取られてしまう危険が伴うだけに、これだけ高い技術を身に着けた選手に、あえて準決勝から禁止するような措置は必要なかった。

そのせいで、高校野球の面白さが半減してしまったうえに、卓越した個性を叩く日本社会の悪い部分が出てしまった感が強い。

田中将大投手の21連勝

2013.年8月16日の西武戦で田中将大投手が8回1失点で3-1の勝利を手にし、ついに稲尾和久と松田清の20連勝を抜いた。
まさか、この時代に稲尾の20連勝を抜く記録が生まれるとは思わなかった。これで、シーズン20連勝の記録も超える可能性が出てきた。

昨年までの飛ばないボールであれば、1点や2点に抑えても0-1や1-2で敗れてしまう危険が大きかっただけに、飛ぶボールの影響と今年の楽天打線の充実といった好条件が揃ったことが大きい。
WBCのため、早めに体を作り上げたことが今年の圧倒的な成績につながってもいる。あとは、シーズン終盤にまで、体力を持続させることができれば、とてつもないシーズン成績が生まれる可能性がある。

バレンティンの55号超えと田中将大のシーズン20連勝超え、楽天の球団創設初優勝が同時に達成されれば、2013年は、プロ野球界にとって伝説の年になるだろう。

田中将大投手の開幕16連勝

 2013年8月9日、楽天の田中将大投手が開幕16連勝を達成した。
 飛ぶボールに変わった今年に、このような記録が生まれるとは想定していなかった。
 田中投手の進化と共に、楽天が大型補強によって得点力がかなり上がっていることも達成の要因である。

 とはいえ、大型補強の代名詞ともいえる巨人の投手が達成できなかった連勝記録を達成したことには大きな意義がある。
 こうなると、もう大リーグでの活躍を見てみたいが、ポスティングシステムが失効していることが判明し、今年のオフに移籍できるかどうかは不透明である。
 楽天にとっては、金銭トレードで移籍させるか、交換トレードで移籍させるかというところだが、今年の楽天は、田中1人で貯金を稼いでいるようなものであり、それに見合う大リーガーの投手を交換で獲得してほしいものである。


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ソリアーノの名球会騒動

 ヤンキースのソリアーノが日米通算2000本安打を達成したことで、日本の名球会に入れるかどうかが議論になっている。
さまざまなメディアがソリアーノの通算2000本安打達成が近づいてきた頃から騒ぎ始めたからだ。ソリアーノは、日本のプロ野球で1997年に広島で2安打放っていることで、加入条件を満たしてしまう。

 個人的には、ほとんど反対意見が出ないのではと思っていたのだが、意外と反対意見が多いようである。
 確かに日本で2安打放っているだけであり、残りの1998安打は大リーグの記録であるため、日本の名球会に入るというのは、疑問が生じるのも分かる。
 しかし、今後、日本でたとえば数本から数十本程度安打を放った選手が、のちに大リーグで日米通算通算2000本安打を達成したり、日本で数勝から数十勝した程度の選手が大リーグで日米通算通算200勝を達成するという可能性は充分にある。

 そもそも、日米通算というのは、公式記録ではないのだから、公平な記録ではない。そのうえ、日本をスタート地点としたことで、さらに公平性を欠いてしまっている。
 公平にするのであれば、他国のプロ野球での記録も換算した方が良いし、スタート地点をあえて設定する必要もない。

 名球会には、ソリアーノを喜んで会員に招き入れるだけの懐の深さを見せてほしいし、日本をスタートとする基準も撤廃して、国際的に通用する基準にしてほしいものである。